私達が考えるシステム作りとは、「ユーザーの事を真剣に考えたシステム」であるということ。当たり前ではありますが、多くのシステム開発の現状は「ユーザーのためのシステム」ではなく、「開発者のためのシステム」になっています。
その最大の理由は、お客様の真意を上手に汲み取りシステムに活かすことができないからです。システム開発は、経営層・中間管理職・従業員の三層がそれぞれの立場でシステムを活かすことができなければ、無駄な費用を掛けるだけに終わってしまいます。
具体的には、経営者が求めるシステムと中間管理職、そして従業員は同じシステムを使うのですが、それぞれが違う視点でシステムに触れそこから情報を取得したり、作業を行います。
しかしここで開発上の問題が発生します。それは、どこの層と話をして進めたかです。

例えば経営者であれば、会社全体の経営状況が把握出来るシステムであってほしいのであり、細かな部分は中間管理職が把握して取りまとめて経営層に伝えてほしいと考えます。
中間管理職は、従業員の状況を踏まえて、それぞれ自分の部門の管理が行えるシステムであってほしい。従業員はシステムを入力機器として使うのが殆どですから、入力がスムーズに行えるようなシステムであって欲しいとそれぞれが考えます。
このとき誰と話しをしてシステム開発の仕様を策定したかでそのシステムは違うものとして開発されていきます。
当社は、これまでの経験が実際のそれぞれのポジションにおける立場を経験してきたことで、それぞれの層の意図するところを理解することができます。それ故に「お客様のためのシステム」を開発することができると自負しております。